悔いなし介護
日曜日。
今日も暑くなりました。
まだまだ「初夏」の気候の松戸駅前です。
さて秋ということで、食欲の秋だけでなく
読書の秋もいいかなーと。
そこで今回は読んだ本の話です。
決して自分が「おニャン子クラブ」が好きだったからとか
そういうつもりで選んだ本では…
…ございます。
あの新田恵利さんが書いた本だからね。
学生の頃、おニャン子クラブにハマっていましたから。
仕方ないよね。
内容は、昔のアイドル時代の話ではなく、
お母様の介護について綴った本です。
奇しくも自分も母親の介護をここ数年
やっていましたので、興味ある内容です。
自宅で介護することは本当にきついですよね。
うちの親はまだそんなにボケていなかったので
近居で見守りながら、自分のプライベートを保ちながら
できていましたが、同居しての介護となると、
とても・とても、自分にはできないと思っています。
本によると、旦那さんとお兄さんとで同居して介護していたのかな。
「あーこれ、わかる・わかる」と思った箇所を
いくつかご紹介します。
喧嘩になることなんて、しょっちゅうありますよね。
そんなとき、自分もその場から離れます。
よくさ、6秒ガマンすれば落ち着くとかいうことを
何かで聞いたことがあって、自分の怒りが抑えられそうに
ならなくなったときは、隣の部屋で
スマホいじって時間稼ぎしていました。
どこの家でも同じような事をやっているのですね。
「なんで病院にいたのに悪くなるの?」
これも思いました。
病院が手抜きしているということではないのですが、
例えばリハビリにしても、家族だったら
毎日できますが、病院ではその専門医が居る日だけ、
しかも他の患者さんも抱えているから時間も僅かとか。
リハビリ専門病院に入院できなかった頃は
イライラしましたよ~。
「あー このままだとお母さん歩けなくなるじゃないですか!」
ってね。
介護をする人にとっての、ある意味
究極の回答ではないでしょうか。
絶頂期を迎えたこともあるアイドルですら
自分と同じように介護を頑張らなければいけない。
介護は、誰にでも、分け隔てなくついてくる
共通のイベントなのですね。
だから特別苦しむことをせずに
もっと 周りを頼って、気楽に考えられたら
いいなぁと思いました。
介護実施中のかたも、
介護経験者のかたも、
これから介護に携わるかもしれない人も、
「ためになる」とまでは言えないかもしれませんが、
読んでみても損はないと思います。
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